平成25年 3月定例会(第2回) 平成25年第2回
大田原市議会定例会(第1号)議 事 日 程 (第1号) 開 議 平成25年3月4日 午前10時日程第 1 会期の
決定日程第 2
会議録署名議員の
指名日程第 3 議案第3号の上程、説明、質疑、
採決日程第 4 議案第4
号~議案第12号の上程、
説明日程第 5 議案第13
号~議案第22号の上程、
説明日程第 6 議案第23
号~議案第36号の上程、
説明日程第 7 議案第37号、議案第38号の上程、
説明日程第 8 議案第39
号~議案第44号の上程、説明3月4日(月曜日) 出 席 議 員(25名) 1番 鈴 木 央 君 2番 星 雅 人 君 3番 滝 田 一 郎 君 4番 植 竹 福 二 君 5番 大豆生田 春 美 君 6番 高 瀨 重 嗣 君 7番 菊 池 久 光 君 8番 君 島 孝 明 君 9番 前 野 良 三 君 10番 高 野 礼 子 君 12番 小 西 久 美 子 君 13番 井 上 泰 弘 君 14番 篠 崎 博 君 15番 小 池 利 雄 君 16番 黒 澤 昭 治 君 17番 鈴 木 徳 雄 君 18番 引 地 達 雄 君 19番 高 崎 和 夫 君 20番 藤 田 紀 夫 君 21番 印 南 久 雄 君 22番 印 南 好 男 君 23番 中 川 雅 之 君 24番 小 林 正 勝 君 25番 小 野 寺 尚 武 君 26番 前 田 雄 一 郎 君 欠 席 議 員(なし)
地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 津 久 井 富 雄 君 副 市 長 永 山 林 君 教 育 長 新 江 侃 君 総 合
政策部長 黒 崎 博 孝 君 財 務 部 長 田 村 正 幸 君 保 健
福祉部長 椎 谷 憲 治 君 市 民
生活部長 中 澤 千 明 君 産 業
文化部長 小 野 崎 勲 君 建 設 部 長 瀧 川 昌 之 君 水 道 部 長 越 井 二 郎 君 教 育 部 長 藤 沼 史 生 君 湯 津
上支所長 渡 辺 照 雄 君 黒 羽 支 所 長 星 野 喜 久 男 君 会 計 管 理 者 木 佐 美 勝 君 監 査 委 員 兼 沼 野 井 賢 一 君 政 策
推進課長 本 田 富 士 男 君
選挙管理委員会 事 務 局 長 財 政 課 長 佐 藤 雄 一 君 健 康
政策課長 墨 谷 豊 美 君 国 保
年金課長 直 箟 和 枝 君 農 政 課 長 福 田 好 則 君 道 路
建設課長 八 木 沢 政 和 君 下 水 道 課 長 小 野 崎 隆 君 教 育
総務課長 益 子 正 幸 君 総 務 課 長 佐 藤 英 夫 君 水 道 課 長 鈴 木 義 彦 君
大田原地区広域 室 井 信 夫 君
消防組合消防長 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局 長 中 野 隆 課 長 飯 島 進 係 長 伊 藤 甲 文 主 任 書 記 菊 池 康 弘
△開会の宣告 午前10時00分 開会
○議長(
高崎和夫君) ただいま出席している議員は25名であり、定足数に達しております。 これから平成25年第2回
大田原市議会定例会を開会いたします。
△開議の宣告
○議長(
高崎和夫君) 直ちに本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため出席を求めた者の名簿は、お手元に配付のとおりであります。
議会書記は中野隆君、飯島進君、
伊藤甲文君及び菊池康弘君であります。 この定例会に付議されます事件は、ただいまのところ市長から提出されている議案42件であります。
△大田原市中心市宣言
○議長(
高崎和夫君) ここで、
八溝山周辺地域定住自立圏中心市宣言を行いたいとの申し出がありますので、これを許します。 副市長、永山林君。 (副市長 永山 林君登壇)
◎副市長(永山林君) おはようございます。本会議の冒頭前に発言の時間をいただき、感謝申し上げます。
八溝山周辺地域定住自立圏中心市宣言に当たりまして、一言ご説明を申し上げます。
定住自立圏構想は、地方圏において安心して暮らせる地域を形成し、地方圏から3
大都市圏への
人口流出を食いとめ、地方圏への人の流れを創出するために
中心市要件を満たす市が中心となり、
課題解決を進めていく
取り組みであります。 当地域で制度上の要件を満たすのは大田原市のみでありますことから、本市が中心市としての役割を担うことといたしまして、県内では那須塩原市、那須町、那珂川町、福島県では棚倉町、矢祭町、塙町、茨城県では大子町の7市町から成りまして、去る1月28日に連携の意思表示をいただいたところであります。 今後の手続でありますが、まず当圏域の中心的な役割を担うことを宣言する中心市宣言を行う必要がありますことから、ただいまのお時間をいただいて、
津久井市長が宣言を行います。その後、関係8市町では、医療、観光、
公共交通対策を初め連携する
取り組みについて検討を重ね、それぞれの議会の議決を経て中心市と
連携市町の協定締結を行い、さらに具体的な事業を定めた
定住自立圏共生ビジョンの策定に向けた協議を進めることといたしております。 それでは、ただいまから
津久井市長が宣言書を読み上げ、中心市宣言を行います。よろしくお願いいたします。
○議長(
高崎和夫君) 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) 大田原市中心市宣言。 今般、「第三の改革」と言われる
地方分権改革の潮流の中にあって、われわれ自治体は、国からの責任と権限との
一体的移譲による
自立的自治体への
自己変革を求められており、対象となる
事務領域の広範さは、
中小規模自治体における
行政処理能力の上限に迫るものとなっております。加えて、本市を含む圏域内のほとんどの自治体において年々進みつつある人口の減少と
高齢人口の急増との同時進行は、一層顕著な傾向をたどっており、厳しさを増している税財源の事情を勘案すると、もはや全ての自治体が
総合的自治体としてのサービス・
福祉体系を自前で完璧に備えることは限界があり、困難な状況となりつつあると言わなければなりません。 そこで、国において推進が図られている
定住自立圏の形成による「選択と集中」、「集約と
ネットワーク」の視点に立った新しい
広域連携のあり方に着目し、当圏域を構成する市町が機能的な連携を図ることによって、人口の流出から
地域住民の生活を守り、個性的で創意豊かな
地域づくりによって交流から定住に結びつく人口の確保を図りながら、持続的、魅力的で幸福感あふれる圏域の建設を推し進めていくことが求められています。 また、この課題に対応していくにあたっては、
地域社会の中においても、
グローバル化・
高度情報化の進展に伴う
住民ニーズの高度化・多様化により、行政の肥大化とともに既存の枠組みを超えて複数分野にまたがる課題が多出している最近の情勢にも着目することが必要であり、医療と福祉と保健、食育と教育、観光と産業、環境と教育、環境・
エネルギーと
地域活性化などの複合的な
行政課題の解決を迫られる状況が現出していることも事実です。 したがって、このような複雑な課題に対処するためには、従来の
行政組織体制・セクショナリズムによってでは、到底立ち行かないとさえ言われており、組織横断的な取組みはもとより、これまでの単純なアウトソーシングに加えて、新しい公共の概念に基づくPPP、
PFI等の民間活力の導入、あるいは自治体間の連携による大きな行政の枠組みの中での取組みも必要性を増していると言えます。 以上の背景を前提として、新しいニーズに対処できる新しい
広域連携による
地域づくりを成功裡に導くためには、
単一自治体での
自己完結型の努力をもってするのではなく、
圏域間内での
役割分担等をはじめとする戦略的な
自治体経営の連携を目指す必要があります。 合併後8年目を迎えた大田原市は、
新市建設計画の実現を通じて、自立した総合的な
地域都市を目指し、着実な歩みを進めている状況にありますことから、この圏域の結束による
地域づくりの可能性を最大限に引き出すため、圏域として必要な
生活機能の確保に関して中心的な役割を果たしていく意思を有する自治体として、ここに「中心市」となることを宣言いたします。 平成25年3月4日
大田原市長 津久井 富 雄
△
議事日程の報告
○議長(
高崎和夫君) 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
△会期の決定
○議長(
高崎和夫君) それでは、日程に従い議事に入ります。 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。
議会運営委員長の報告を求めます。 17番、
鈴木徳雄君。 (
議会運営委員長 鈴木徳雄君登壇)
◎
議会運営委員長(
鈴木徳雄君) 本日招集されました平成25年第2回
市議会定例会の運営について、2月25日に
議会運営委員会を開き、審査をいたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。 本定例会に付議されます議案は、当局から提出された議案42件であります。 質問の通告者は、
代表質問が5会派、
一般質問が8人であります。 それでは、お手元に配付の
会議日程表をごらんになりながらお聞き取り願います。 まず、会期についてでありますが、本日3月4日から3月18日までの15日間とすることといたしました。 第1日目の本日は、本会議とし、会期の決定、
会議録署名議員の指名の後、全議案を上程することといたします。初めに、議案第3号の
公平委員会委員選任案件を単独上程し、即決することといたしました。次に、議案第4号から議案第44号までの議案を
会議日程表に記載のとおり順次上程し、説明のみにとどめることとし、本日の会議を終わることといたしました。 第2日目の3月5日は、
議案等調査のため休会といたします。 第3日目の3月6日は本会議を開き、第1日目に説明が終わっている議案について、
会議日程表に記載のとおり議事を進めることといたしました。なお、平成24年度
補正予算議案については、
委員会付託を省略して採決することといたしました。次に、
予算審査特別委員会を開会し、正副委員長の互選等を行うことといたしました。次に、各会派からの
代表質問を行うことといたしました。 第4日目の3月7日は、第3日目に引き続き
代表質問を行うこととし、
代表質問終了後、
一般質問を行うことといたしました。 第5日目の3月8日は、第4日目に引き続き
一般質問を行うことといたしました。 第6日目の3月9日、第7日目の3月10日は土曜日、日曜日のため、それぞれ休会といたしました。 第8日目の3月11日は、総務及び民生並びに
建設産業常任委員会を開き、
付託議案を審査することとし、引き続き
予算審査特別委員会第1及び第2分科会を開き、平成25年度
予算議案を審査することといたしました。 第9日目の3月12日は、
建設産業及び
文教常任委員会を開き、
付託議案を審査することとし、引き続き
予算審査特別委員会第3及び第4分科会を開き、平成25年度
予算議案を審査することといたしました。 第10日目の3月13日及び第11日目の3月14日は、
予算審査特別委員会全体会を開いて、平成25年度
予算議案を審査することといたしました。 第12日目の3月15日は
議事整理のため、第13日目の3月16日、第14日目の3月17日は土曜日、日曜日のため、それぞれ休会といたしました。 第15日目の3月18日は最終日とし、議案第13号から議案第38号までの
条例議案及び
指定管理者議案並びに議案第4号から議案第12号までの平成25年度
予算議案を
会議日程表に記載のとおり順次上程し、それぞれ所管の委員長から審査結果報告を受け、質疑、討論の後、採決することといたしました。 以上で、本定例会に付議されます全議案を議了するわけでありますが、諸般の都合で日程等に変更の必要が生じたときは、議長においてよろしくお取り計らいのほどお願いをいたします。 以上のとおり
議会運営委員会の審査結果をご報告いたします。 平成25年3月4日、
議会運営委員長、
鈴木徳雄。
○議長(
高崎和夫君) お諮りいたします。 この定例会の会期は、
議会運営委員長報告のとおり本日から3月18日までの15日間とし、お手元に配付の
会議日程表のとおり会議を進めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
高崎和夫君) ご異議なしと認めます。 よって、この定例会の会期は本日から3月18日までの15日間とし、お手元に配付の
会議日程表のとおり会議を進めることに決定いたしました。
△
会議録署名議員の指名
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員に、10番、高野礼子君、17番、
鈴木徳雄君を指名いたします。
△議案第3号の上程、説明、質疑、採決
○議長(
高崎和夫君) それでは、日程に従い、議事を進めてまいります。 日程第3、議案第3号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま上程になりました議案第3号についてご説明を申し上げます。 議案第3号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、現在、本市の
公平委員会委員であります潮田賢治氏が平成25年3月31日をもってその任期が満了いたしますため、同氏を最適任者と認め再任したいので、
地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。 (「なし」と言う人あり)
○議長(
高崎和夫君) 質疑はないようでありますので、質疑を終わります。 お諮りいたします。この件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う人あり)
○議長(
高崎和夫君) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会付託を省略することに決定いたしました。 なお、本件は
人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決いたします。 議案第3号について同意することに賛成する諸君の起立を求めます。 (
起立全員)
○議長(
高崎和夫君)
起立全員であります。 よって、議案第3号 大田原市
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。
△議案第4
号~議案第12号の上程、説明
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第4、議案第4号から議案第12号までの平成25年度
予算議案9件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま上程になりました議案第4号から議案第12号までの平成25年度大田原市
一般会計予算ほか
予算関係8議案についてご説明を申し上げます。 平成25年度の
市政運営の骨格となる予算を初め、各
補正予算及び関連諸議案など、市政における
重要案件につきまして、ご審議をいただくに当たりまして、私の
市政運営に対します所信の一端を述べ、市議会の皆様方、並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 私は、平成22年3月14日に執行されました市長選において、市民の皆様をはじめ各方面からの力強いご支援をいただき、当選の栄誉に浴することができました。早いもので、任期の
最終年度を迎えようとしております。 この間、大田原市の発展と
大田原市民の幸せ度の向上を目指し、私の
マニフェストであります大田原の未来を考える「つくい富雄の
チャレンジ」と題した、
まちづくりの基本的な6点の
重要項目に取り組んでまいりました。 1点目は、「すべては、
子供たちの未来のために」、2点目が「高齢者・障害者が
生きがいを持ち安心して暮らせる
街づくり」、3点目が「
地方主権時代の到来に備えておおた
わら改革」、4点目が「
緊急雇用景気対策」、5点目が「
産業振興策大田原ブランドの確立」、6点目が「医療と健康の
まちづくり」であります。 就任1年目には、未曽有の出来事である
東日本大震災、福島第一
原子力発電所事故が発生し、当市においても大きな被害を受けたところであります。 震災発生後は、震災からの復旧・復興を最優先に考え、取り組んでまいりました。
放射性物質の除染や本庁舎の再整備等の問題は残っておりますが、おおむね順調に復旧・復興が図られてまいりました。 また、私の6項目の
マニフェストにつきましても、おおむね実現が図られたものと自負をしております。 私は、平成25年度は、新たな一歩を踏み出すこととして、「
協働互敬の
まちづくり」を進めてまいりたいと考えております。 聖徳太子は「十七条の憲法」の中で、事をなすには、話し合うことや協調することが大切であり、そして相手を思いやることが人の道の基本であるとしております。 市民が
まちづくりに何らかのかかわり合いを持ち、慈しみの気持ちを持って、お互いを敬い、話し合い、心を通わせ、助け合える協働の社会が実現したとき、大田原市の発展と
大田原市民の幸せ度の向上が図られるものと考えております。 また、みずから考え、答えを見出し、行動を起こし、みずから汗を流すことで、何らかの成果が得られたとき、本当の意味での幸せ感が生まれるもので、幸せ感とは、他から与えられるものではなく、みずから手にするものであると確信をいたしております。 「
協働互敬」の精神を持って
まちづくりを推進してまいります。 こういった中、国におきましては、新政権が発足し、日本が抱える数多くの問題への適切な対応が求められております。
震災復興対策、景気・
雇用対策、
社会保障制度改革、
行財政改革や中国との尖閣諸島問題、TPPへの参加問題など難題が山積しており、新政権の手腕が問われております。 新政権のもと、豊かで平和な日本再生へのかじ取りに期待をしております。 一方、本市におきましても、難しい
社会経済情勢を反映し、財政構造の硬直化が進んでおり、
行財政改革の推進がなお一層必要となっております。 事業の必要性や重要性を見きわめた健全な
行財政運営に努めつつ、
地域経済の再生、
市民生活の向上を目指して取り組んでまいります。 今年2月には、国の
緊急経済対策として大規模な
追加公共投資を計上した国の
補正予算が成立しております。本市におきましても、国の
補正予算に呼応し、
地域経済再生の機会として捉え、各種事業に積極的に取り組んでおります。 それでは、
市政運営の
重要テーマとして大田原市
総合計画「
新大田原レインボープラン」において優先的に取り組む課題として設定した6つの
重点テーマ別に主要な施策について申し上げます。 初めに、「人を育む
まちづくり」であります。 「子どもと未来の
スマイルサポート」と題して、子どもと母性の
健康づくりや働きながらの子育てを支援し、安心して子育てができる環境の整備、また
学校教育活動や施設の充実・活用による、みずから学び情操豊かな
子供たちが育つ環境の整備を図ってまいります。 2点目は、「安全・安心な暮らしを守る
まちづくり」であります。 「住む人 来る人 守るまち」と題し、大
規模災害への対策や災害に備えた
まちづくりなど、自然災害や火災などに備えた
危機管理体制の強化を図ってまいります。 また、
地域防犯ネットワークの推進や交通安全の推進、
森林環境保全・新
エネルギーの活用促進などによる安全・安心で暮らしやすいまちを目指してまいります。 3点目は、「活力あふれる
まちづくり」であります。 「新・
産業都市大田原への
チャレンジ」と題し、
大田原ブランドによる販売促進、
地元企業への支援など地域の特性を生かし、
地場産業の振興を図ります。 また、6次産業化の推進、
産官学連携、企業家への支援、
担い手育成への支援など、誰もが働くことのできるよう雇用の創出に努めてまいります。 4点目は、「人にやさしい
まちづくり」であります。 「おおたわら ささえ 愛」と題し、
介護予防対策の推進、
高齢者福祉サービスの充実、
地域福祉ネットワークの整備、
障害者相談支援事業、
公共交通の整備、
生活道路の整備など、誰もが
生きがいを持ち、自立し、安心して外出できる暮らしやすいまちを目指します。 5点目は、「健康でいきいき暮らせる
まちづくり」であります。 「みずから健康 みんなで健康」と題し、
生活習慣病予防対策の充実、がんの
早期発見対策の推進、市民一人1スポーツの推進、広域的な
救急医療体制の充実など、乳幼児からお年寄りまで健康でいられるよう病気の予防と
早期発見に努め、
地域医療と
救急医療を充実し、健康と医療の
まちづくりを進めます。 6点目は、「人が輝く
まちづくり」であります。 「人・まち いろどり“彩”発見」と題し、
自治基本条例の制定や市民の参画による協働の
まちづくりを実現いたします。 また、グリーンツーリズムの振興や観光施策と連携した
スポーツイベントの開催など、人と人との交流を通じて笑顔と幸せがあふれるまちを築きます。 以上の優先的に取り組む6項目の
重点テーマは、子育て、
健康づくり、
産業振興策など、私が
マニフェストに基づき本市にとって極めて優先度の高い施策について抽出したもので、特に「箱から人へ」の
政策実現のため、重点的・戦略的に推進していくものであります。 大田原市
総合計画「
新大田原レインボープラン」における大田原市の将来像、「先人が守り続けてきた自然と歴史と伝統に培われた社会を受け継ぎ、さらに住民が愛着と誇りを持てる
理想社会」、「住む人が輝き 来る人がやすらぐ幸せ度の高いまち」の実現を目指してまいります。
市議会議員の皆様、並びに市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、市政に対する所信といたします。 それでは、議案第4号 平成25年度大田原市
一般会計予算についてご説明を申し上げます。 まず、
予算編成に当たっての基本的な方針についてご説明を申し上げます。 平成25年度の
予算編成に当たっては、引き続き、私の掲げる「すべては、
子どもたちの未来のために」、「高齢者・障害者が
生きがいを持ち安心して暮らせる
街づくり」等の
マニフェストの
早期実現を目指すことを基本とし、国における
予算編成の具体的な動向を注視しながら、「第2次大田原市行政改革大綱」、「第2期大田原市財政健全化計画」、「事業仕分け」の結果等を踏まえて、全職員一丸となって、徹底した
行財政改革により持続可能な財政構造を構築するとともに、「おおたわら市政刷新」に向けた「新たな飛躍」へつなげる
取り組みを着実に推進するよう、限られた財源の重点的かつ効率的配分に一層努め、高度化・多様化する市民ニーズに適切に対処することといたしました。 平成25年度の一般会計当初予算額は、前年度と比較して3億3,000万円、1.1%減の297億4,000万円となり、平成24年度の国の
緊急経済対策により措置された補助金等を活用し、平成25年度に計上を予定していた事業を前倒しすることとしたため、前年度当初予算を下回る予算となっております。 初めに、歳入の主な内容でありますが、市税は前年度と比較して6,513万円、0.7%増の97億2,508万2,000円と見込んでおりまして、厳しい経済・雇用情勢ではありますが、平成25年度は若干の回復基調を考慮し、個人市民税を微増で見込み、法人市民税は企業業績の予想が難しいことから微減で見込み、固定資産税につきましては、土地の評価額の低下に歯どめがかかっていない状況を反映して、やや減少と見込んでおります。 地方特例交付金は、前年度までの実績を考慮し、前年度と比較をして500万円、16.7%増の3,500万円を見込んでおります。 地方交付税は、国の地方交付税の縮減方針と前年度までの実績を考慮し、5,000万円、0.8%減の65億5,000万円を見込んでおります。 国庫支出金及び県支出金は、前年度と比較して2億7,444万円、4.7%増の61億4,083万5,000円と見込んでおります。これは再開発ビルの整備が予算上完了することから大幅に減少する一方、福島第一
原子力発電所事故による
放射性物質の除染対策関連の補助金が大幅に伸びているためであります。 繰入金は、前年度と比較して5億3,106万円、65.7%と大幅増の13億3,906万3,000円を見込んでおりますが、財政調整基金からの8億円と減債基金3億円、合併振興基金2億円、
東日本大震災復興推進基金3,606万円、並びにヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチン接種に要する費用の財源の一部として子育て支援基金から300万円の繰り入れを見込んでおります。 市債は、前年度と比較をすると10億6,130万円、29.5%の大幅減の25億3,400万円を見込んでおります。市債の内訳は、臨時財政対策債が7,600万円増の16億4,600万円で64.9%、合併特例債が11億5,910万円と大幅減の8億110万円で31.6%を占めており、合併特例債と臨時財政対策債の占める割合は市債全体の96.6%となっております。 次に、歳出についてでありますが、平成24年度に国の
緊急経済対策の実施による
補正予算(第1号)で措置された補助金等を活用し、平成25年度に計上を予定していた中心市街地再開発ビルの保留床買い取りを前倒しし、平成24年度3月補正予定としたため、事業が予算上完了することから大幅減となる一方、福島第一
原子力発電所事故による
放射性物質の除染対策として住宅除染作業関連費用が大幅に伸びております。 款別には、総務費が前年度比9億2,610万4,000円、33.6%増の36億8,337万3,000円となっております。先ほど申し上げましたように福島第一
原子力発電所事故による
放射性物質の除染対策として住宅除染作業関連費用が大幅に伸びておりますことが主な要因であります。 民生費は、前年度比5億6,819万4,000円、7.4%増の82億9,782万3,000円となっております。生活保護費や障害者自立支援給付費等の扶助費の増加に加えて、私立かねだ保育園の移転新築に伴う安全子ども基金保育所緊急整備補助金の増が主な要因であります。 衛生費は、前年度比4億346万9,000円、15.9%減の21億3,340万円でありますが、那須赤十字病院施設整備の完了に伴う減が主な要因であります。 土木費は、前年度比19億5,588万1,000円、33.1%減の39億5,155万4,000円であります。先ほど申し上げましたように再開発ビル整備が予算上完了することから大幅に減少するものであります。 消防費は、前年度比1億1,749万5,000円、10.5%増の12億3,126万9,000円でありますが、消防庁舎建設関係費用負担金の増が主な要因であります。 教育費は、前年度比2億2,921万6,000円、7.1%増の34億7,699万1,000円であります。市内小中学校児童生徒給食費につきましては、平成24年度10月から完全無料化を実施してまいりましたが、平成25年度当初から完全無料化を実施することによる増が主な要因であります。 次に、歳出の性質別内訳についてご説明を申し上げます。 義務的経費、投資的経費及びその他の経費では、義務的経費が131億953万9,000円で、構成比は44.1%、前年度に比較して2億7,240万2,000円、2.1%の増となっております。これは生活保護費や障害者自立支援
給付金等の扶助費が増加したことによるものであります。 投資的経費は23億4,761万円で、構成比は7.9%、前年度に比較して20億7,905万4,000円、47.0%の大幅減となっております。これは国の
緊急経済対策に伴う予算の前倒し措置や、中央通り地区市街地再開発組合が実施する市街地再開発ビルが完成することによる関係経費の減少等によるものであります。 その他の経費は142億8,285万1,000円で、構成比は48.0%、前年度に比較して14億7,665万2,000円、11.5%の増となっております。これは放射線量低減化対策としての住宅等の除染が始まることなどによる、物件費の増加が大きかったことによるものであります。 続きまして、主な事務事業について
新大田原レインボープランの基本政策の項目に基づきましてご説明を申し上げます。 基本政策の1、「明日に伝える文化と学びのまちへ」につきましては、私の
マニフェストの大きな柱の一つであります、
子供たちに社会、地域への感謝の心を育む「食育、徳育」及び納税の大切さ等に関する教育の推進、また保護者の負担軽減のため、市内小中学校児童生徒の給食費助成事業につきましては、平成24年度は10月から完全無料化を実施してまいりましたが、引き続き完全無料化を実施することといたしました。 また、平成25年度に完成予定の再開発ビルに入るまちなか図書館につきましては、現在の市立図書館を移転するものでありますが、中心市街地という利用しやすい位置にあることに加え、隣接する立体駐車場や駐輪場等の設置に伴い、利便性が格段に増し、床面積の増加により、ゆったりとした空間の中で読書や調べ物ができるよう資料等の充実も図ってまいります。 基本政策2の「健康と
生きがいに満ちた福祉と医療のまちへ」につきましては、骨髄移植ドナーの支援としてドナー本人やドナーが従事する事業所に対して奨励金を交付するほか、不育症のため、子供を持つことが困難な夫婦に対し、不育治療費等の一部を助成してまいります。 平成26年度に全国健康福祉祭(ねんりんピック)栃木2014の開催が予定されておりますが、本市はダンススポーツの会場となっており、平成25年度にはリハーサル大会を開催することになるため、準備委員会に対する補助を行ってまいります。 また、再開発ビル内に開設する、(仮称)子ども未来館の管理運営費を計上するなど、福祉環境や子育て環境、医療環境の充実も図ってまいります。 基本政策3の、「自然と共生していくまちへ」につきましては、市民の健全な生活環境を保全するため、太陽光発電システムの設置要望の増加に伴い、補助金を平成24年度当初予算の2倍とし、環境保全に努めてまいります。 また、高校生までの子ども医療費の無償化は、平成24年10月から実施しておりますが、平成25年度も引き続き実施してまいります。 基本政策4の「活力みなぎる豊かな産業のまちへ」につきましては、6次産業化
ネットワーク活動支援事業や地域資源発掘調査及び6次産業化支援事業などを通して農業の6次産業化を実現するため、人材の育成や商品の開発、施設整備等に
取り組み、農家発のブランド商品開発を手助けしてまいります。 さらに、青年農業者の就農後の定着を図り、経営が不安定な就農直後の所得を確保するため、給付金を交付する新規就農総合支援事業等、国県の補助制度を積極的に導入するとともに、とちぎの元気な森づくり市町村交付金事業を活用した里山林の整備や、新たに農機具等購入資金に対する利子補給を実施してまいります。 また、中小企業者の事業活動活性化を図り、産業の振興に資するため、特許等の産業財産権を出願する中小企業者に対する助成や、販路開拓のための展示会や見本市に出展する中小企業者に対しての助成制度も新たに実施してまいります。 さらに、中心市街地等の活性化を図るため、新規開業者、再出発事業者等に対して店舗改装や改修経費の一部を補助する企業再出発支援事業補助金制度の増額計上や、中小企業者に対する信用保証料の補助や事業資金融資緊急利子補給などの中小企業金融対策も引き続き実施してまいります。 基本政策5の「人にやさしい快適なまちへ」につきましては、
地域住民の日常生活に必要な交通手段の確保を目的として、黒羽・川西・両郷・須賀川地区において予約型バス(デマンドバス)の運行を図ってまいります。 さらには、水辺公園整備事業としてグラウンドゴルフ場の整備を図るほか、社会資本整備総合交付金事業や道整備交付金事業による市道整備、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁修繕工事などを引き続き実施してまいります。 加えて、中心市街地活性化基本計画が終了することを受けて、次期対策として美原地区、加治屋地区を中心とした都市再生整備計画の策定を図り、「人にやさしい快適なまちへ」の実現に向かって邁進してまいります。 基本政策6の「安全・安心で市民活動がいきづくまちへ」につきましては、防犯灯のLED化を進め、消費電力や施設維持管理経費の削減を図り、
大田原地区広域消防組合と黒磯那須消防組合との統合決定に伴う那須地域消防広域化協議会への負担金を計上し、防災意識、知識、技能を有する防災士を養成するための講座を、市民を対象に開催し、地域防災力の強化を図ってまいります。 また、災害時の避難所生活における女性や傷病者、障害者などのプライバシーの確保を図るため、屋内外で使用できる持ち運びが可能な小型テントを避難所に配備してまいります。 基本政策7の「健全な
自治体経営のまちへ」につきましては、市庁舎復興再整備に対する事業を推進するほか、
マニフェストのとおり副市長1人制を引き続き実施するとともに、平成24年度の事業仕分けの結果を踏まえて内部改革を進めてまいります。 また、「八溝山周辺地域
定住自立圏構想」の中心市宣言に基づき、関係自治体と協力をし、同構想の推進を図ってまいります。 以上が平成25年度一般会計歳入歳出予算の主な内容であります。 経済好転の兆しが一部に見え始めたとはいえ、厳しい
社会経済情勢が続いており、市税収入への状況も急好転するとは考えにくい状況の中での
予算編成であり、歳出面では
行財政改革をさらに推進し、財政健全化計画を着実に推進しつつ、選択と集中により限られた財源の重点的・効率的な配分に努め、歳入面では、将来において地方交付税措置のある有利な合併特例債を最大限に活用してまいります。 また、第2次大田原市行政改革大綱に基づく財政健全化計画に十分に留意をしながら、経常的経費について枠配分により前年度以下として経費の節減に努めるとともに、人件費の抑制や事務事業の見直しに努めたところであります。 次に、議案第5号 平成25年度大田原市国民健康保険事業費特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計の歳入歳出予算の総額は83億6,490万円でありまして、前年度と比較をし、3億5,150万円、4.4%の増となっております。 歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等及び共同事業拠出金で総額の90.0%を占めております。また、特定健康診査や人間ドック・脳ドックに係る保健事業費7,092万5,000円を見込み計上しております。 歳入につきましては、国民健康保険税は24億1,993万1,000円で、対前年度比0.2%の減となっております。これは平成24年の所得の減少を勘案したことによるものであります。国庫支出金は19億4,847万1,000円、対前年度比6.2%の減を見込み、国庫支出金と相関関係にある前期高齢者交付金を12億8,921万5,000円、対前年度比19.7%の増を見込み計上しております。また、一般会計から国民健康保険財政の健全化と安定化を図るため、保険基盤安定制度に係る経費及び人件費等について4億8,954万9,000円の財政支援措置を行うことにいたしました。 次に、議案第6号 平成25年度大田原市下水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計の歳入歳出予算の総額は19億9,900万円でありまして、前年度に比較し、8,040万円、3.9%の減となっております。 歳出につきましては、平成25年度も引き続き、公共下水道事業認可区域内の管渠整備及び北那須流域下水道事業に要する費用等を計上するとともに、下水道計画区域外の公共設置型浄化槽の設置及び管理に関する経費並びに公債費等を計上しております。 公共下水道費においては、平成23・24年度2カ年継続事業で実施しておりました、推進工法による市野沢汚水幹線766号の管渠整備が完了したことにより、前年度に比較し、1億1,539万1,000円、13.4%の減となっております。 歳入につきましては、下水道使用料、国庫支出金、市債を計上するとともに、一般会計から繰入金7億9,470万円を計上しております。 次に、議案第7号 平成25年度大田原市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計は、農業集落排水施設整備事業の完了した荒井地区、金丸地区及び川西地区の排水施設及び処理施設等の維持管理に要する経費であります。 歳入歳出予算の総額は1億8,320万円でありまして、前年度に比較して450万円、2.4%の減となっております。 歳出につきましては、施設管理費、公債費等を計上しております。 歳入につきましては、下水道使用料のほか、一般会計からの繰入金1億2,740万円を計上しております。 次に、議案第8号 平成25年度大田原市介護保険特別会計予算についてご説明を申し上げます。 介護保険事業は、平成24年度から平成26年度までの3カ年を第5期計画としてスタートし、その中間の年度となりますが、歳入歳出予算の総額は53億7,700万円でありまして、前年度に比較して2億4,200万円、4.7%の増となっております。 歳出につきましては、保険給付費が前年度に比較して2億2,660万8,000円、4.7%増の50億2,007万4,000円で、歳出に占める割合は93.4%となっております。また、地域支援事業費は、1次予防事業費や総合相談事業費が伸びていることから、前年度に比較して1,171万7,000円、7.9%増の1億6,094万5,000円を計上しております。 歳入につきましては、第1号被保険者保険料、保険給付に伴う支払基金交付金及び国県支出金を計上するとともに、一般会計から8億6,789万7,000円の繰入金を計上しております。 次に、議案第9号 平成25年度大田原市子育て支援券特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計は、市内における消費拡大を促し、商工業の振興並びに地域の活性化に寄与し、あわせて子育て支援と少子化対策の施策の充実を図ることを目的としております。 歳入歳出予算の総額は、デフレ感が漂う中で、売れ行きが思うように伸びず、対前年度比8.3%減の1億5,400万円としたところであります。 歳出につきましては、子育て支援券換金費として1億5,100万円、子育て支援基金積立金に200万4,000円を見込み計上しております。 歳入につきましては、子育て支援券換金手数料、子育て支援券売払収入等を計上するとともに、一般会計からの基金積立繰入金100万円及び事務費繰入金89万5,000円を見込み計上したところであります。 次に、議案第10号 平成25年度大田原市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本事業は、都道府県を単位とした後期高齢者医療広域連合が運営主体、保険者となって、費用負担を公費5割、現役世代からの支援4割の拠出及び本人負担保険料1割をもって運営されるものであります。 歳入歳出予算の総額を5億7,710万円、前年度に比較し250万円、0.4%減となっており、保険基盤安定負担金の減によるものであります。 歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合への納付金が歳出総額の98.5%を占めており、5億6,853万円を見込み計上しております。 歳入につきまして、被保険者から徴収した保険料を4億2,350万6,000円計上するとともに、一般会計から保険基盤安定制度に係る経費及び事務費等について1億5,358万5,000円の財政支援措置を行うことといたしました。 次に、議案第11号 平成25年度大田原市須賀川財産区特別会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計は、須賀川財産区が保有する財産の管理に関する会計でありまして、歳入歳出予算の総額を74万円、前年度に比較して1万円、1.4%の増としたところであります。 歳出につきましては、須賀川財産区管理会費に19万5,000円、財産費に51万4,000円を計上したところであります。 歳入につきましては、財産収入及び繰越金等を計上するとともに、須賀川財産区財政調整基金からの繰入金62万5,000円を見込み計上したところであります。 次に、議案第12号 平成25年度大田原市水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。 本会計予算につきましては、大田原市水道事業の経営に要する経費並びに新大田原市上水道10箇年整備事業や配水設備工事など、建設改良に要する経費を中心に計上いたしました。 収益的収入及び収益的支出の予定額は14億2,200万円でありまして、前年度と比較し2,400万円、1.7%増となっております。収入につきましては、給水収益及びその他営業収益並びに雑収入を増とした一方で、他会計補助金を減といたしました。支出につきましては、電気料や修繕費の増により、原水及び浄水費並びに配水及び給水費を増といたしました。 資本的収入の予定額は4億5,368万5,000円でありまして、前年度と比較して9,709万6,000円、17.6%の減となっております。企業債、出資金、国庫補助金の減によるものであります。 また、資本的支出の予定額は8億7,618万5,000円でありまして、前年度と比較して7,496万1,000円、7.9%の減となっており、新大田原市上水道10箇年整備事業費の減によるものであります。 以上、平成25年度
予算関係9議案についてご説明を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 財務部長。
◎財務部長(田村正幸君) 私からは、議案第4号 平成25年度大田原市
一般会計予算についてご説明申し上げたいと思います。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中澤千明君) 私からは、議案第5号 平成25年度大田原市国民健康保険事業費特別会計予算についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 水道部長。
◎水道部長(越井二郎君) 私からは、議案第6号及び議案第7号についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 暫時休憩いたします。 午後 零時08分 休憩 午後 1時10分 再開
○議長(
高崎和夫君) 会議を再開いたします。 休憩前に引き続き執行部の説明を求めます。 保健
福祉部長。
◎保健
福祉部長(椎谷憲治君) 次に、議案第8号 平成25年度大田原市介護保険特別会計予算につきましてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 産業
文化部長。
◎産業
文化部長(小野崎勲君) 私からは、議案第9号 平成25年度大田原市子育て支援券特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書29ページをお開きください。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中澤千明君) 次に、私からは議案第10号 平成25年度大田原市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げますので、予算書33ページをお開きください。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 財務部長。
◎財務部長(田村正幸君) 議案第11号 平成25年度大田原市須賀川財産区特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の37ページをお開きいただきたいと思います。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 水道部長。
◎水道部長(越井二郎君) 議案第12号 平成25年度大田原市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。概要をご説明いたしますので、資料ナンバー4の1ページをお開きください。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたが、この件については本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第13
号~議案第22号の上程、説明
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第5、議案第13号から議案第22号までの条例の制定議案10件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま一括上程になりました議案第13号から議案第22号までの条例制定10議案についてご説明を申し上げます。 議案第13号 大田原市
定住自立圏形成協定の議決に関する条例の制定については、大田原市(中心市)と関係市町との連携を安定的に維持・拡大していく観点から、
定住自立圏形成協定の締結等について、議会において議決すべき案件とするため、
地方自治法第96条第2項の規定に基づき条例を制定するものであります。 議案第14号 大田原市附属機関設置条例の制定については、
地方自治法第138条の4第3項及び同法第202条の3第1項の規定に基づき、普通地方公共団体の附属機関の設置については、法律または条例で定める必要があるため、条例を制定するものであります。 議案第15号 大田原市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定については、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、市町村が新型インフルエンザ等対策本部に関して必要な事項を条例で定めることとなったため、条例を制定するものであります。 議案第16号 大田原市芸術文化研究所の設置及び管理に関する条例の制定については、芸術文化を総合的に研究し、作家と市民の交流拠点となる文化施設を旧両郷中学校校舎に設置し、管理運営を行うため、条例を制定するものであります。 議案第17号 大田原市道の構造の技術的基準を定める条例の制定については、道路法の改正により、市道を新設または改築する際の道路構造の技術的基準について、条例を制定するものであります。 議案第18号 大田原市道の標識の寸法を定める条例の制定については、道路法の改正により、市道に設ける標識等のうち一定のものの寸法について、条例を制定するものであります。 議案第19号 大田原市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定については、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の改正により、特定公園施設の設置に関する基準について、条例を制定するものであります。 議案第20号 大田原市営住宅等整備基準を定める条例の制定については、公営住宅法の一部改正により、市営住宅の整備基準について、条例を制定するものであります。 議案第21号 大田原市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の制定については、水道法の一部改正により、布設工事監督者を配置する工事並びに布設工事監督者等の資格について、条例を制定するものであります。 以上、議案第17号から議案第21号までの5議案につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、関係法律が改正されたことにより、それぞれ整備基準等を市町村が条例で定めることとなったため、条例を制定するものであります。 議案第22号 大田原市学校跡地運動場の設置及び管理に関する条例の制定については、生涯スポーツ活動の推進を図るため、学校跡地を利用した運動場を設置することに伴い、条例を制定するものであります。 詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 総合
政策部長。
◎総合
政策部長(黒崎博孝君) 私からは、議案第13号及び議案第14号についてご説明を申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 保健
福祉部長。
◎保健
福祉部長(椎谷憲治君) 私からは、議案第15号 大田原市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定につきましてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 産業
文化部長。
◎産業
文化部長(小野崎勲君) 私からは、議案第16号 大田原市芸術文化研究所の設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 建設部長。
◎建設部長(瀧川昌之君) 私からは、議案第17号 大田原市道の構造の技術的基準を定める条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(瀧川昌之君) 続きまして、議案第18号 大田原市道の標識の寸法を定める条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(瀧川昌之君) 続きまして、議案第19号 大田原市高齢者、障害者等の移動等の円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(瀧川昌之君) 続きまして、議案第20号 大田原市営住宅等整備基準を定める条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 水道部長。
◎水道部長(越井二郎君) 私からは、議案第21号 大田原市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 教育部長。
◎教育部長(藤沼史生君) 私からは、議案第22号 大田原市学校跡地運動場の設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第23
号~議案第36号の上程、説明
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第6、議案第23号から議案第36号までの条例の一部改正議案14件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま一括上程になりました議案第23号から議案第36号までの条例改正14議案についてご説明を申し上げます。 議案第23号 大田原市行政組織条例及び大田原市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例の制定については、平成25年度の組織改編に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第24号 大田原市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例及び公益的法人等への大田原市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、公益法人制度改革により、財団法人大田原市農業公社が特例民法法人から公益財団法人に移行し、財団法人大田原市ふれあい学習振興財団が解散し、財団法人大田原市管理公社が一般財団法人に移行することに伴い、関係する条例を改正するものであります。 議案第25号 大田原市特別職の職員等で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については、附属機関等の設置及び廃止等によるもの及び市外に居住を有する非常勤特別職等が自宅から会議等に出席するために要した交通費等の費用弁償を支給するため、関係部分を改正するものであります。 議案第26号 大田原市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、平成25年度から大田原市火葬場の管理が指定管理者により行われることから、火葬場勤務職員の特殊勤務手当が不要となることに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第27号 大田原市有財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、市有財産である普通財産の有効利活用を図るため、関係部分を改正するものであります。 議案第28号 大田原市手数料条例の一部を改正する条例の制定については、外国人登録法の廃止に伴う登録原票記載事項証明に係る手数料を削除するほか、都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく低炭素建築物新築等計画の認定等に係る手数料及び下水道法に基づく公共下水道台帳の写しの交付に係る手数料を新たに設定することに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第29号 大田原市保育所条例の一部を改正する条例の制定については、のざき保育園が民営化により廃止されることに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第30号 大田原市子育て支援券条例の一部を改正する条例の制定については、大田原市金券取扱要綱の廃止以前に発行していた大田原市金券のうち、未換金分の利用促進を図るため、同金券の使用有効期限を変更することに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第31号 大田原市都市公園条例の一部を改正する条例の制定については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴う都市公園法の一部改正により、都市公園の設置基準について市町村が条例で定めることとなったこと、及び水辺公園の供用開始に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第32号 大田原市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定については、福島復興再生特別措置法の制定により、同法第20条に規定する居住制限者の公営住宅への入居資格が緩和されたことに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第33号 大田原市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴う下水道法の改正により、公共下水道の施設の構造及び維持管理の基準を市町村が条例で定めることとなったため、関係部分を改正するものであります。 議案第34号 大田原市公民館条例の一部を改正する条例の制定については、大田原西地区公民館の移転による位置の変更に伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第35号 大田原市ふれあいの丘の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、財団法人大田原市ふれあい学習振興財団が平成25年3月31日に解散することから、同施設を市と指定管理者が区分して管理運営することに伴い、関係部分を改正するものであります。 議案第36号 大田原市屋内温水プール設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、屋内温水プールの休館日である月曜日が祝日でなく振替休日に当たる場合、屋内温水プールを開館し、その翌日を休館日とするため、関係部分を改正するものであります。 詳細につきましては、それぞれ担当部長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 総合
政策部長。
◎総合
政策部長(黒崎博孝君) 私からは、議案第23号から議案第27号までの5件についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 財務部長。
◎財務部長(田村正幸君) 私からは、議案第28号 大田原市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げたいと思います。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 保健
福祉部長。
◎保健
福祉部長(椎谷憲治君) 私からは、議案第29号 大田原市保育所条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 産業
文化部長。
◎産業
文化部長(小野崎勲君) 私からは、議案第30号 大田原市子育て支援券条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 建設部長。
◎建設部長(瀧川昌之君) 議案第31号 大田原市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。 (以下細部説明)
◎建設部長(瀧川昌之君) 続きまして、議案第32号 大田原市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 水道部長。
◎水道部長(越井二郎君) 私からは、議案第33号 大田原市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 教育部長。
◎教育部長(藤沼史生君) 私からは、議案第34号から議案36号までご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△議案第37号、議案第38号の上程、説明
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第7、議案第37号及び議案第38号の指定管理者の指定議案2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま上程になりました議案第37号及び議案第38号についてご説明を申し上げます。 議案第37号 大田原市湯けむりふれあいの丘レストラン牧場の指定管理者の指定については、同施設の指定管理者の指定期間が平成25年3月31日をもって満了となるため、同年4月1日以降の指定管理者を指定するに当たり、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第38号 大田原市交流促進センター若杉山荘の指定管理者の指定については、新たに平成25年4月1日から同施設の運営管理を指定管理者に行わせるため、
地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 詳細につきましては産業
文化部長からご説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 産業
文化部長。
◎産業
文化部長(小野崎勲君) 私からは、議案第37号及び議案第38号についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたが、この件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。 暫時休憩いたします。 午後 2時58分 休憩 午後 3時10分 再開
○議長(
高崎和夫君) 会議を再開いたします。
△議案第39
号~議案第44号の上程、説明
○議長(
高崎和夫君) 次に、日程第8、議案第39号から議案第44号までの平成24年度
補正予算議案6件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 市長、
津久井富雄君。 (市長
津久井富雄君登壇)
◎市長(
津久井富雄君) ただいま一括上程になりました議案第39号から議案第44号までの平成24年度
補正予算関係6議案についてご説明を申し上げます。 議案第39号 平成24年度大田原市一般会計
補正予算(第7号)については、歳入歳出予算、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正でありまして、国の
緊急経済対策に伴う国庫補助事業等の追加実施など、特に緊急を要する経費等について補正措置を講ずることといたしました。 この結果、補正額は16億1,730万円となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ347億2,508万1,000円とするものであります。 次に、
補正予算の大要についてご説明を申し上げます。 議会費については、議員報酬及び職員費について減額措置を講ずるものであります。 総務費については、退職手当特別負担金に不足が生じることから、特別職給及び職員費に追加措置を講じ、国の
緊急経済対策に伴い、財産管理費に再開発ビルの保留床取得費を新たに計上し、市営バス運行費に生活路線運行維持費補助金確定に伴い、不足分を追加計上するとともに、総合文化会館費、市税過誤納還付金、国県支出金精算還付金、那須野が原ハーモニーホール管理運営費について補正措置を講ずるものであります。また、企画事務費、テレビ難視聴解消事業費については、減額措置を講ずるものであります。 民生費については、国民健康保険事業費特別会計、介護保険特別会計並びに後期高齢者医療特別会計の
補正予算措置に伴う一般会計からの繰出金について補正措置を講じ、障害者自立支援給付費の不足に伴い、扶助費を追加計上するとともに、保険基盤安定制度費、大田原市スクラム基金積立金、大田原市子育て支援基金積立金、児童福祉法施行事務費、市立保育所費について補正措置を講ずるものであります。また、生活保護扶助費について、減額措置を講ずるものであります。 衛生費について、母子保健推進費に不妊治療のための補助金の不足に伴う費用を追加計上するとともに、広域クリーンセンター施設費については、那須地区広域事務組合に対する東京電力からの賠償金が支払われたことに伴って負担金が減額されることから、減額措置を講ずるものであります。 労働費については、雇用創出総合対策事業費に補助金の追加内示に伴い、補正措置を講ずるものであります。 農林水産業費については、繁殖和牛優良雌牛導入費補助金の不足分を追加計上するとともに、国の
緊急経済対策に伴い、土地改良事業費に関係費用を追加計上するとともに、ふれあいの丘農産物加工施設管理費、レストラン牧場管理費、水遊園直売所管理費について補正措置を講ずるものであります。 商工費については、株式会社大田原ツーリズムへの追加出資金をグリーン・ツーリズム推進事業費に計上するとともに、文化振興費について補正措置を講ずるものであります。また、ピアートホール費については、減額措置を講ずるものであります。 土木費については、国の
緊急経済対策に伴い、道路維持費、社会資本整備総合交付金事業(道路)、中央通り金灯籠地区整備事業費、中心市街地活性化事業費に関係費用を追加計上し、通常分の国県補助金の内示等に伴い、道整備交付金事業費、社会資本整備総合交付金事業費(道路)、3・3・2号線大田原野崎線道路改良事業費について減額措置を講ずるとともに、河川総務費について補正措置を講ずるものであります。また、橋りょう維持費につきましては、減額措置を講ずるものであります。 消防費については、国の
緊急経済対策に伴い、消防施設費に耐震性貯水槽設置関係費用及び防災対策費にJ-ALERT(ジェイ・アラート)自動起動装置整備関係費用を追加計上するものであります。また、常備消防費につきましては、
大田原地区広域消防組合負担金の減額に伴い、補正措置を講ずるものであります。 教育費については、国の
緊急経済対策に伴い、全小中学校に理科教育設備整備関連費用として小学校教育振興費及び中学校教育振興費に備品購入費を、小学校施設整備費に大田原小学校ほか3校の校舎洋式トイレ設置工事費を、小学校施設耐震化事業費として川西小学校の非構造部材の耐震化工事費用、中学校施設耐震化工事費として若草中学校外壁改修工事費をそれぞれ追加計上するとともに、小学校管理費、公民館運営費、図書館運営費について補正措置を講ずるものであります。また、大田原小学校普通教室棟外設計委託費用に関する小学校教室棟改築事業費について減額措置を講ずるものであります。 これらの歳出に対する財源につきましては、分担金及び負担金、国県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充てることとしたものであります。 また、繰越明許費については、財産管理費、元気老人対策費、土地改良事業費、森林路網整備事業費、森林整備林道事業費、温泉施設等管理費、道路維持費、市道整備事業費、道整備交付金事業費、社会資本整備総合交付金事業費(道路)、3・3・2号線大田原野崎線道路改良事業費、中央通り金灯籠地区整備事業費、中心市街地活性化事業費、消防施設費、防災対策費、小学校教育振興費、小学校施設整備事業費、小学校施設耐震化事業費、中学校教育振興費、中学校施設耐震化事業費、ふれあいの丘管理費、学校開放施設管理費について、国の
緊急経済対策に伴うものを中心に、今年度中に事業が完了する見込みがないため、事業の一部または全部を翌年度に繰り越して使用することとするものであります。 債務負担行為の補正については、大田原市湯けむりふれあいの丘レストラン牧場指定管理料、大田原市交流促進センター若杉山荘指定管理料の2件について新たに計上するものであります。 地方債の補正については、地方道路等整備事業(ふるさと農道分)、土地改良事業、道整備交付金事業、社会資本整備総合交付金事業(道路)、社会資本整備総合交付金事業(舗装修繕)、中心市街地活性化事業、社会資本整備総合交付金事業(街路)、消防施設整備事業、学校施設耐震化事業、小学校教室棟改築事業及び学校施設大規模改造事業について補正措置を講ずることとしたものであります。 議案第40号 平成24年度大田原市国民健康保険事業費特別会計
補正予算(第3号)については、医療費の伸びを検討した結果、一般被保険者療養給付費、退職被保険者等療養給付費及び一般被保険者高額療養費を追加計上するとともに、一般管理費及び償還金について補正措置を講ずるものであります。また、医療費適正化対策費、出産育児一時金及び特定健康診査等事業費について減額措置を講ずるものであります。 この結果、補正額は2億3,050万7,000円となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億8,510万7,000円とするものであります。 議案第41号 平成24年度大田原市下水道事業特別会計
補正予算(第2号)については、繰越明許費及び債務負担行為の補正でおります。 繰越明許費については、施設管理費において今年度中に事業が完了する見込みがないため、事業費の一部を翌年度に繰り越しをして使用することとするものであります。 債務負担行為の補正につきましては、マンホールポンプ場維持管理業務委託契約及び黒羽水処理センター施設管理業務委託契約について新たに計上するものであります。 議案第42号 平成24年度大田原市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)については、債務負担行為の補正であります。 債務負担行為の補正につきましては、金丸地区農村クリーンセンター維持管理業務委託契約について新たに計上するものであります。 議案第43号 平成24年度大田原市介護保険特別会計
補正予算(第4号)については、居宅介護等サービス給付費の不足等に伴う費用を追加計上するとともに、償還金について補正措置を講ずるものであります。 この結果、補正額は6,614万2,000円となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億7,500万円とするものであります。 議案第44号 平成24年度大田原市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第3号)については、後期高齢者医療広域連合納付金について減額措置を講ずるものであります。 この結果、補正額は728万9,000円の減額となり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,501万1,000円とするものであります。 詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
高崎和夫君) 財務部長。
◎財務部長(田村正幸君) 私から議案第39号 平成24年度大田原市一般会計
補正予算(第7号)についてご説明申し上げたいと思います。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中澤千明君) 次に、私からは議案第40号 平成24年度大田原市国民健康保険事業費特別会計
補正予算(第3号)についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 水道部長。
◎水道部長(越井二郎君) 私からは、議案第41号及び議案第42号についてご説明申し上げます。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 保健
福祉部長。
◎保健
福祉部長(椎谷憲治君) 私からは、議案第43号 平成24年度大田原市介護保険特別会計
補正予算(第4号)についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君)
市民生活部長。
◎
市民生活部長(中澤千明君) 次に、私からは議案第44号 平成24年度大田原市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第3号)についてご説明いたします。 (以下細部説明)
○議長(
高崎和夫君) 説明が終わりましたが、これらの件についても本日は説明のみにとどめ、後日審議を行うことになっておりますので、ご了承願います。
△散会の宣告
○議長(
高崎和夫君) 以上で、本日の
議事日程は議了いたしました。 3月6日は、定刻から本会議を開きます。 本日はこれをもちまして散会いたします。 午後 4時12分 散会...